フィリピンの感想

11月6日~8日までフィリピンに行ってきました。

フィリピン空港に着陸する寸前に機内から見えた街の様子は印象的で金持ちと貧困層の差が激しいのが一目でわかる国だった。
灰色に見えるほど朽ち果てた木の板を集めて作ったような家が川べりに沿って建ち並んでいるかと思えば、少し離れた場所では高層ビルが建築されている。
ギャップの激しさは尋常じゃないところ、それがフィリピンです。


そして、街に入ると必ず目に入るのが色鮮やかな色彩の超特大サイズの看板広告。

はじめは目新しくてそういった看板を見るのは面白かったが、センスがどれも似通ったものばかりですぐに飽きた。
※ボクが飽きっぽいだけかも知れないけど…。

日本人が一人で安全に行ける場所もほとんど無いと思ったほうがいい。
よく海外観光サイトなどでフィリピンをリゾート地のように紹介しているところもあるけど、そういうサイトの人はかなり旅慣れしている人が紹介しているだけだと思う。
楽しそう~とか勘違いしてホイホイ行った日には大変な事になりそうな国だ。
ボクは今回、海外に行くのが初めてだったから尚の事それを感じました。

移動するには余程近場で無い限りは乗り物に乗るしかない。
8ペソ(16円くらい)払えば、ただ道を1直線に進んでくれる安い乗り捨てバスもあるけどバスの運転手は後ろの席で何か起きてても気にしないし気付いてくれないので、お金を持っている事を他の乗客に知られると襲われる可能性が高くて危険。
市内のタクシーはメーター制料金だけど、メーターのスイッチをわざと入れないで相場の3倍くらいのお金を要求してくる運転手もかなりの確率で居るので要注意。
そういうトラブルを自力で回避するのが好きって人は楽しめる国なんだと思った。

あと、すごかったのは自動車の交通量の多さ。
車線は引いてあるけどそれを守って走る車はいないし、守って走ろうとすれば逆に事故が起きそうなくらい自動車が多い。
タクシーに乗って移動している時も普通に自転車と接触事故しました。
でも、日常茶飯事らしくタクシーの運転手も自転車の人もどちらも平然としています。
はっきり言って交通ルールなどフィリピンにはない。

南国ということもあり、雨がよく降る。
今回3日間フィリピンに居たんだけど、毎日1回は雨が降った。
雷の多さもフィリピンの特徴。
夜になるとピカピカと光ってるのが良く見えました。

昼間ならまだ人通りの多い場所を選んで歩けばなんとかなるかも知れないけど、夜の危ない緊張感は異常。
ちょうど夜に用事で向かったオフィスでトイレに行きたくなったんだけど、そこって夜はトイレがある場所に鍵が掛けられて行けなくなっちゃうの。

「あの…トイレ行きたいんですけどどこですか?」

「外に出るとどこでもトイレだよ♪ (真っ暗闇な道を指差して)」

「マジですか…(´Д`υ)」

人影は見えないけど、暗すぎていつ襲われてもおかしくない。
膀胱の我慢も限界に来たので仕方なく電柱の影で立ちション。
その後ろではオフィスの警備員がショットガンを持ってガードしてくれてました。
どんな羞恥プレイだ!!
※その翌日の夜も警備員に守られながら立ちションしてました。


車に乗ってるときに道で見かけたピンク色の不思議な空間。
たぶんこれ、トイレなんだと思う。
ちなみにホテルとか外国人向けのきちんとしたお店ならトイレットペーパーありますけど、普通のお店にはトイレットペーパーありません。
バケツに水が入っているので、左手でウ○コ拭いてバケツに手を入れてチャプチャプ洗うみたいです。
もちろん、バケツの中には先に使った人のウ○コがフワフワと浮いてたりするみたいですけどね(´゚д゚`;)
ボクは便秘気味だったので、滞在中は一度もウ○コしなかったから平気だったよ。
お通じの良い人はポケットティッシュをいっぱい持っておいた方が良いみたいです。
フィリピンの人の左手には極力触れない方が幸せですw

写真だけみてると意外と安全そうじゃん?って思うかも知れないけど、夜の風景が少ないって思いません?
車の中から撮影するならまだしも、夜道でカメラなんか出して写真撮ってたら狙われそうな雰囲気ムンムンで危なかったんだよ。

フィリピンではとにかくビンボーそうな格好して悲壮感を演出するのが安全に過ごす方法だとボクは悟ったよ。
あぁ後、痩せたノラ犬とかがよく道をフラフラ歩いてたりするんだけど、噛まれるとたいていの人は死んじゃうらしいので噛まれないように気をつけてください。

もう出来れば二度と行きたくないです(´∀`)

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