落ち続ける夢

夢の中でよく行くデパートがある。

疲れてる時なんかに比較的よく出てくる場所なので、何階でどんなものが売ってるとか把握出来るようになってきた。
まさに、目を瞑っていても歩けるボクの庭的な場所だ。

古本コーナーと、安っぽいTシャツ売り場がある円状のフロアをした1階。
2~3階は婦人服売り場。
4階は日用品と、おもちゃ屋とか色々ごちゃごちゃ入ってる。
さらに5階、6階…と、かなりの階数があるみたいなんだけど、今のところ覚えているのは4階まで。
(というか、4階が一番気に入ってるのでここにしか行かない。)

ちなみに、このデパートのエスカレーター(エレベーター?)はSFチックな構造をしている。
手すりだとか、レーンだとかいった概念がない。
上の階に行きたい時は、フロアのあちこちでフワフワと浮遊しているスノボー風の板の上に乗ればヒュ~と昇降して別の階に移動できるのだ。
誰も乗っていない空きの浮遊板さえあれば360度、フロアのどの場所からも各階に移動可能!
便利なんだけど、ちょっとコツがいる。
どこも掴むところがないので浮遊板を制御するだけのバランスを要求される。

この日もこの浮遊板に乗って階を移動してたんだけど、移動中にふと思ったんだ。

「こんな板じゃ、老人とか体に障害のある人は利用出来ないんじゃないの?もし、この板に乗って落ちちゃったりなんかしたらどうなっちゃうのさ。落ちてもクッションとか無いし、大理石の床だぜ。(ごくり…)」
上に行けば行くほど緊張してきた…。

いや、待て。緊張するこたぁないんだ。
ボクは目を瞑ってたってこのデパートは歩ける自信がある。
あぁ、そうさ!目を瞑った状態で4階に華麗に降りてみせるさ!
何を思ったか手に持ってたタオルで目隠しした状態で板から降りることを決意した。
くだらない事にムキになるB型丸出しの行動。

でも案の定、板からフロアへ降りたつもりが足を踏み外して地上めがけて真っ逆さま。

「ぎゃあああああ!落ちるぅううううぅ!落ちてるぅううう!!」

普段なら地面に落ちる寸前で体がビクンってなって目が覚めるんだけど、今回それ無し!
タオルで目を覆ったのが裏目にでて、地上までの距離感が全然分かんない。

マジでヤバイッィイイィオオオ!

とにかくタオルを取って今どの辺を落ちてるのか見て確認しなきゃ!
落下による風圧で手が自由に動かせない、タオルが外せない。
時間にしてもう既に40秒ほど落ち続けてる感覚。
やっと目を覆ったタオルに手が届いて、グィッと引っ張って外した瞬間にお尻から地面に落ちた。
更にデパートの床をぶち壊して地下まで落ちたらしく、薄暗いコンクリートで囲まれた狭い部屋みたいなところに辿り着いていた。
上の階から床の破片やら、コンクリートの粉やらがパラパラと落ちてくる中、自分の体が無傷なのを確認したところでホッとして目が覚めた。

起きても脱力感で疲れ果ててた。
今後、夢の中で目隠しをすることは極力避けることにしようと思う。

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