第二印象

FOXというCATVの番組で海外ドラマをよく観ます。
海外ドラマに関しては好き嫌いが激しく、一度嫌いと決め付けると絶対観ないというパターンが多かった。
この『好き』『嫌い』の分別は、自分で例えると人間関係で感じる『付き合い易い人』『付き合いにくい人』の分け方とよく似ていた。

でも、最近このパターンが崩れるようになった。
絶対ツマンナイと思っていたドラマをうっかり見てしまい、その魅力に気付いたのだ。

このFOXという海外チャンネルはほぼ24時間海外ドラマをぶっ通しでやっていて、番組と番組の間のCMも放映予定の海外ドラマのCMで構成されている。
新番組が始まる場合もCMで何度も告知され、そのドラマの魅力を教え込まれる。
このCMは人間でいうと自己紹介にあたるわけだが、俺の『好き』『嫌い』の感情はこの時点で既に始まっているのだ。
現にCMを見た時点で『嫌い』になり、一度も観ていないドラマもある。
実際、初対面の人に対して『好き』『嫌い』とハッキリした感情は生まれないにしても、親近感だったり嫌悪感だったり何かしら自然と感じているのは確かだ。
『近寄りたくない』、『別に話す事もない』、『たぶん俺とはあまり関係のない人かも』…こんな考えを抱く事も少なくはない。
恐らく、俺も他人からそう思われていたことも多々あったはずだ。

第一印象がいかに重要か…。

でも、最近では近寄り難いと思っていた人が身近に感じられたり、自分にとって重要な人物になっていたりと、第一印象が実にいい加減なものだったかと言う事に気付くようになってきた。
『第二印象』とでも言うのでしょうか?
それに気付く為には長時間その人を見るしか無いんだけど、なかなか第一印象が邪魔して良い部分に気付いてあげれなかったりもします。
それでも前に比べたら第二印象に気付いてあげれる事が多くなったかも。
これも海外ドラマで心のリハビリしたおかげ。

うっかり嫌いなものを味わって食べてみたり、うっかり嫌いな歌手の歌をじっくり聴いてみたり…。
そんな感じで自分の心の壁を壊してみるのも案外面白いかも知れない。

ただ、第三印象まで感じさせる人間は危険だ。
俺はそれを見せる人間だけは避ける事にしている。

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